「峠/山の標高」と誤差-2
海抜差が大きい峠を列記してみる:
地図や、カンバンなどで誤差の大きい峠は・・
ヨーロッパアルプスの峠で、1500m以上で10m以上の差のある峠
(左=max、右=min)
It/At:Timmelajochテンメースヨッホ峠(2509/2474m)・・35m
It:Sellaセッラ峠(2244/2213m)・・31m
It:Fedala/Fedaia フェダラ/フェダイア峠(2057/2047m)・・10m
It:Erbe -Passo delle/Würzjoch エルベ/ヴュルツ峠(2006/1987m)・・19m
At:Hahntenn Joch峠(1903/1884m)・・19m
It:Karerpas/Passo di Costalunga カレル峠(1756/1745m)・・11m
いずれもチロル地方(イタリアは南チロル)
●2004.8.1のUPへ→Erbe -Passo delle/Würzjoch エルベ/ヴュルツ峠(2006/1987m)
http://www.eu-alps.com/
http://www5e.biglobe.ne.jp/~yamamosa/tizu.html
日本水準原点:
ある地点の高さ(標高・海抜)とは、基準面から測定した垂直距離のことである。
わが国の高さの基準面は東京湾の潮位の平均値であり、これを0mとして日本水準原点の値である24.4140mが決定された。この値を基にして全国に配置されている水準点や三角点の高さが決められている。
日本水準原点は、旧陸地測量部の構内で現在は尾崎記念館のある公園(東京都千代田区永田町1−1)にあり、明治24年に設置された。当初は24.5000mと決定されていたが、大正12年の関東大震災で地盤が沈下したため、現在の24.4140mに改められた。
なお、沖縄諸島,佐渡島,種子島、奄美諸島その他の離島では,それぞれの湾で平均海面を定め、これを高さの基準面としている