「山の標高」と誤差

●海抜/高度を測定する方法

機器: SUUNTO X6 FL5015、図1・・腕時計

http://forum.nifty.com/fdiving/safe/03h-4.htm

参考:
高所(低圧)移動と減圧症

レジャーで海に潜るダイバーが、山間部を経由して車で帰る場合、
高度の高いところを通過すると、減圧症にかかりやすい。




●山の標高はどのように測定されるのか
http://www2.wbs.ne.jp/~t-long/fuzisan/fuzizatu/fuzisannohyoukou.htm

国土地理院:海水面からの高さを標高:全国に設置した、複数の三角点から見たときの水平面からの角度と距離で標高を求める。

・水準測量法:2点間の高さの差を求めるために使われる測定方法で、微少な地殻変動の調査などに使われる精度の高い測定方法

人工衛星を活用して緯度・経度、高さを測定できる全地球測位システム(GPS)を使い測定する方法
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●富士山の標高を測定
1997(平成9)年:水準測量結果に対する重力の補正:標高3776.224m
静岡大里村教授と測量会社日豊のグループが、水準測量路線に沿った重力補正(大きな山には山の重みで重力が働き、水平面が曲がる)で測量結果を出す>
1993(平成5)年:水準測量(大成建設)。標高3774.97m

(10m以上の誤差は何年前?)

1885(明治18)年=白山岳での測定値。標高3753.4m・・112年前、誤差13m
1887=3778m ・・110年前、誤差1.8m
1887=3772.65m
1926=3776.29m
1962=3775.63m